シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」(横浜市中区相生町3)で2月25日、NPO・市民団体・個人事業主向けの「クラウドソーシング活用セミナー <実践編>チラシや名刺のデザインを手軽に発注してみる」が開催される。
クラウドソーシングは、インターネット上で企業が依頼したい業務と個人を中心として不特定多数のワーカー(外注先)のスキルをマッチングし、業務の一部もしくはすべてを担ってもらう新しい人材活用の仕組み。
同セミナーを主催する横浜コミュニティデザイン・ラボは、2015年1月13日にクラウドソーシング協会からクラウドソーシング・プロデューサーの認定を受け、地域の中小企業が抱える労働力不足や事業の付加価値向上などの課題に対し、クラウドソーシングの活用を通した新たな解決策をプロデュースするプロジェクトを開始した。
1月26日には、横浜売れるモノづくり研究会と共同で「ものづくり中小企業がクリエイティブになる」をテーマにセミナーを初開催。クラウドソーシングの概要と、ゲストスピーカーによる基調講演、パネルディスカッションを行った。会場では、具体的な活用に関する質疑応答が活発に行われ、クラウドソーシングサービスに対する期待の大きさが感じられるセミナーとなった。
2月17日には、NPO・市民団体・個人事業主などを対象に、少人数でより実践的にクラウドソーシングサービスの活用方法を学ぶセミナーを開催。個人事業主や市民団体などが参加し、概要や発注事例の紹介した。
2月25日のセミナーは定員8人。活用事例の紹介の他、参加者の個別の要望に添った形で具体的なアドバイスを行う。
セミナーを担当する酒井直子さんは「サービスを利用してみたいと思っているものの、具体的な発注をしようと思った時に、何を伝えれば良いのか悩んだり、相場観が分からないでの不安だという声が多い。セミナーに参加することで、具外的な活用方法のイメージができるようになる。個別の相談も受け付けているので、ぜひ一度参加してみてほしい」と話す。
開催時間は13時~15時。参加無料。セミナー終了後に交流会(参加費500円)を予定。申し込みは、さくらWORKS<関内>イベントページから。