日本ミシュランタイヤ(東京都新宿区)は5月22日、「ミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015特別版」を発売する。
「ミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015特別版」の対象エリアは、横浜市、川崎市、湘南エリア(湯河原町から三浦市までの相模湾沿岸一帯)。東京エリアを対象とするミシュランガイドから独立し、「ミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015特別版」として発刊する。
「ミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015特別版」には、これまで紹介していなかった「星は付かないけれどもコストパフォーマンスの高い食事を提供する調査員おすすめのレストラン」と位置付ける「ビブグルマン」のセレクションを掲載。川崎エリアも対象エリアに加わる。
掲載店舗は5つの評価基準(素材の質、調理技術の高さと味付けの完成度、料理の独創性、コストパフォーマンス、常に安定した料理全体)で専任の調査員たちが調査を行い、「1つ星」(そのカテゴリーで特に美味しい料理)、「2つ星」(遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理)、「3つ星」(そのために旅行する価値がある卓越した料理)のいずれかで表示される。
ミシュランガイドの初版は1900年8月に発行したフランス版。1920年まで無料で配布されていた。日本では2007年から「ミシュランガイド東京」を発行、2012年にはミシュランガイドと「ぐるなび」との連携による「ミシュランガイド・デジタル」をスタート。2014年度版は「ミシュランガイド関西 2014」と「ミシュランガイド東京・横浜・湘南 2014」の2種類のガイドを発行した。ミシュランガイド・デジタルは4月16日に「クラブ・ミシュラン」としてリニューアルする予定。
日本ミシュランタイヤ代表取締役社長のベルナール・デルマスさんは「横浜・川崎・湘南エリアは首都圏からもアクセスしやすく、国内外遠方からの観光客だけでなく、首都圏近郊からの日帰り旅行やドライブにも人気があるエリア。このエリアで新たなミシュランガイドを今年5月に発行できることを大変うれしく思う。このガイドが皆様に親しまれ、横浜、川崎、湘南の魅力を読者の皆さんに発信できたら幸い」とコメントしている。
「ミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015特別版」(日本語版)の価格は2,484円。