横浜に本社を置くコンビニエンスストア「スリーエフ」(横浜市中区日本大通17)は3月4日から、横浜三塔の日(3月10日)を記念した「横浜三塔コラボ商品」を販売している。
横浜三塔は、横浜の歴史的建造物「神奈川県庁(通称:キング)」、「横浜税関(通称:クイーン)」、「横浜市開港記念会館(通称:ジャック)」の愛称。市内には横浜三塔を一望できるスポットが3カ所あり、それらをすべて巡ると願いがかなうという都市伝説がある。横浜三塔の愛称は、昭和初期に外国船員がトランプのカードに見立てて呼んだことが由来と言われている。
同社では、横浜三塔にちなんだ4アイテムのコラボ商品を販売。商品は、メンチカツ、コロッケをサンドしてタワーの様な高さをイメージしたバーガー「キングタワーバーガー」(160円)、抹茶味のビスケット生地でミルククリーム入りの生地を包み、横浜税関のドームをイメージしたパン「抹茶みるくドーム」(150円)、チョコ風味のパイ生地でチーズクリームといちごジャムを包み、開港記念会館の赤レンガをイメージしたスティック状のパイ「いちごの赤レンガチーズパイ」(130円)、いちご、メロン、黄桃をトッピングした横浜発祥のプリンアラモード「横浜プリンアラモード」(350円)。
スリーエフの烏山和恵さんは「横浜生まれのコンビニ『スリーエフ』が『横浜三塔の日』の企画に初参画。三塔を見るもよし、三塔にちなんだコラボ商品を全て食べると願いがかなうかもしれない。おいしいコラボ商品をぜひ味わってほしい」と話している。
横浜市では、毎年「横浜三塔の日」を記念したさまざまなイベントを実施。3月8日には、三塔の一つである開港記念会館(中区本町1)で、開港当時より横浜の貿易を支えてきた「生糸貿易商」にスポットを当てた記念シンポジウム「国際都市ヨコハマ物語」が開催される。