石川町のアートスペース「と」(横浜市中区石川町3)で毎週月曜にオープンしている国際協力カフェ「テレレ」で4月13日、「トンガナイトVol.02」が開催される。
タパ(樹皮布)使ったポストカードやブックマークを作るワークショップも
「テレレ」は、今年1月から運営を開始。南米パラグアイやアフリカ・ザンビアで教育支援活動や環境問題の啓発活動に参加してきた横浜国立大学4年の田才諒哉さんが店長を務め、パラグアイ産マテ茶やフェアトレードのスリランカ産紅茶のパウンドケーキなど、ほかでは味わえない途上国の料理や飲み物を販売。定期的に途上国をテーマにしたイベントを開催してきた。
トンガ王国(通称:トンガ)は、南太平洋に浮かぶ約170の島群からなるイギリス連邦に加盟する国家。ポリネシアに属し、サモアの南、フィジーの東に位置する。首都はヌクアロファで、最大の島トンガタプ島にある。
5回目となる今回は、トンガでJICA青年海外協力隊員として活動した芦田華さんと奥原有佳さんの2人をゲストに招き、トンガについての話を聞くほか、トンガの伝統工芸品であるタパ(樹皮布)を使って、ポストカードやブックマークを作るワークショップを行う。
また、現在トンガで活動している現役の青年海外協力隊員とインターネットで接続し、トンガの魅力や活動の状況を語る。料理は、鶏肉と野菜をココナッツミルクで煮たトンガの伝統料理「ハカロロイ」などを提供する。
田才さんは「前回も大変好評だったが、今回は参加者が一緒になってポストカードやブックマークを作れるワークショップもあり、さらにパワーアップしている。参加してくださる皆様に、トンガの魅力を美味しく楽しく伝えたい」と話す。
開催時間は18時~21時。参加費は2,000円(フード込み)。ワークショップで作った作品も持ち帰ることができる。詳細・申し込みはFacebookのイベントページから。今後もインドネシアやバングラデシュをテーマに開催を予定している。