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黄金町で飯川雄大さん個展「ハイライトシーン」、ゴールキーパーをのぞき見る映像作品

窓からのぞき見るような形で上映される

窓からのぞき見るような形で上映される

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 黄金町の高架下スタジオSite-Aギャラリー(横浜市中区黄金町1)で現在、アーティスト・飯川雄大さんの個展「ハイライトシーン」が開催されている。

飯川雄大さんのイラスト「バウ」のグッズも

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 飯川さんは、1981年生まれ、成安造形大学デザイン科ビデオクラス卒業。「時間」をテーマにした写真や映像作品、イラストなどを発表し、横浜トリエンナーレ2005にもアーティスト・ユニットCOUMAとして参加した。現在は神戸を拠点に活動している。

 今回は、2014年にドイツ・ベルリンで滞在制作した映像作品シリーズ「ハイライトシーン」を日本で初めて発表。サッカーのゴールキーパーにフォーカスした映像を、複数のスクリーンに映す。また、ポスターやiPhoneケースなどのグッズも隣接するショップ「バザール バザール」で販売する。

 企画を担当した黄金町エリアマネジメントセンターの李智希さんは「日本では特に皆、人に見られることを気にする傾向があると感じる。人をじっくり観察しているものが多い飯川さんの作品の中でも、個人をずっと見させるものをまずは展示したかった。得点に直結する重要な役割であるキーパーが、暇を持て余して砂遊びを始めたり、タバコを吸い始めたりと、普通の人になっていく様子を見てもらいたい」と話している。

 開催時間は11時~19時。入場無料。最終日の4月26日には、李さんと飯川さん、ゲストによるギャラリートーク(17時~18時)も行われる。

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