山下公園周辺トライアスロン特設会場で5月16日と17日、「2015世界トライアスロンシリーズ横浜大会」が開催される。

　「世界トライアスロン選手権シリーズ」は、世界10都市で開催されるトライアスロン世界最高峰の大会。横浜では2009年に開港150周年記念事業として初開催し、今年で6回目の開催となる。

　5月16日に開催されるエリートの部では、世界からオリンピック・メダリストなどのトップアスリート男女計127人が出場。同日午前開催で2016年リオデジャネイロパラリンピックより正式競技となるパラトライアスロンのエリートの部には、男女計60人が出場する。

　17日は、エイジ（一般参加）の部が開催され、1,000人以上の一般公募の選手たちが出場する。

　競技は、スタンダード（51.5キロ、エリートの部およびエイジの部）＝スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ、スプリント（25.75キロ、エイジの部およびパラトライアスロン）＝スイム0.75キロ、バイク20キロ、ラン5キロ。

　16日のスケジュールは、パラトライアスロンのエリートの部=6時55分スタート、エリートの部（16日）＝10時6分女子スタート、13時6分男子スタート。17日は、エイジの部（スタンダード）、エイジパラ、リレー競技＝7時15分スタート、エイジの部（スプリント）＝11時スタート。

　コースは、16日のエリートが、スイム＝山下公園前面海域、バイク＝山下公園～日本大通り～新港ふ頭～山下公園、ラン＝山下公園～日本大通り～山下公園。17日のエイジの部はスイム＝山下公園前面海域、バイク＝山下公園～新山下方面、ラン＝山下公園～山下ふ頭～象の鼻パーク。

　14日に行われた記者会見で、ロンドン五輪代表の井出樹里選手（神奈川県連合）は「今年はレースを重ねるごとに自分の調子がよくなってきているので、2009年に3位に入った時のように、今年も表彰台を目指して精一杯走る」と話した。

　エリート女子・男子の競技の様子は、NHK「BS1」で16日10時～15時15分に生放送される。

　山下公園の会場ではEXPOを開催し、トライアスロン&スポーツ、ライフスタイル、フード&ドリンク、キッチンカーの4エリアに約60社が出展。横浜大会オリジナルグッズの販売も行う。開催時間は16日＝8時～19時、17日＝8時～15時。