みなとみらいのショートフィルム専門劇場「ブリリア ショートショート シアター」(横浜市西区みなとみらい5)で6月5日、国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2015」が開幕する。
「FutureCity Yokohama Award」ノミネート作品「アチラカセカイ」(2015年、日本)
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)は、米国アカデミー賞公認の日本発・アジア最大級の国際短編映画祭。ショートフィルムを通した若手映像作家の育成を目指しており、グランプリ受賞作品はアカデミー賞短編部門ノミネート選考対象となる。
17回目の開催となる今年は、100以上の国と地域から約5,000本の作品が集まり、厳選された約200作品を上映。カンヌ国際映画祭受賞監督やアカデミー主演男優賞受賞俳優が出演した作品など、多彩なショートフィルムを無料で鑑賞できる。
上映プログラムは、イギリスを代表する総勢44人の俳優が集結した「イギリス特集」、第一線で活躍する俳優・女優や著名な監督が参加している「セレブリティショート・マエストロショート」、第87回(2015年)米国アカデミー賞受賞作品を含む「アカデミー賞プログラム」、フランス・クレルモンフェラン国際短編映画祭の協力を得た「チルドレンプログラム」、戦後70年を節目に「平和に生きること」の意味について考える「戦争と生きる力プログラム」など。
また、6月6日には、「環境未来都市・横浜」の普及啓発活動の一環として「未来の街やくらしを考える」をテーマにした「FutureCity Yokohama Award」の上映と授賞式が行われる。ノミネート作品は、「ミライの向こう側」(2014年、フランス)、「アーティスト 110」(2014年、韓国)、「千色」(2014年、香港)、「ソーシャルメーター」(2014年、オランダ)、「アチラカセカイ」(2015年、日本)、「思いやり」(2015年、コロンビア)の6作品。
同シアターの高橋秀幸さんは「今年のテーマは『Cinematic moment~映画になる瞬間~』。映画のワンシーンのような煌めきを放つ人生の一瞬を大切にしてほしい、そんな願いが込められている。 『FutureCtiy Yokohama Award』は、お子さまにもぜひご覧になってもらいたいプログラム。 横浜会場はすべて無料なので、ぜひ気軽に足を運んでほしい 」と話している。
チケット(無料プログラム)の事前申込は映画祭オフィシャルサイトから。チケットの引き換えと当日券配布開始は11時(6月5日は13時10分)。6月14日まで。