初夏の三溪園で「蛍の夕べ」 淡い光が織りなす幻想的な世界

横浜三溪園「蛍の夕べ」の様子

横浜三溪園「蛍の夕べ」の様子

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 三溪園(横浜市中区本牧三之谷58)は6月6日から、開園時間を延長しホタルが観賞できる「蛍の夕べ」を開催している。

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 「蛍の夕べ」は1999年にスタートして以来、毎年多くの観光客が訪れる初夏の恒例イベント。期間中は、園内で羽化した源氏ボタルが淡い光を放ちながら織りなす幻想的な世界を楽しむことができる。

 通常非公開の室町時代の古建築「旧燈明寺本堂」(国指定重要文化財)内部には、金・土・日曜限定で「ホタルの観察コーナー」を設置。会期中は、虫かごに入ったホタルを間近で鑑賞できるほか、パネルや映像を通してホタルの生態を学ぶことができる。

 ホタルの観賞場所は外苑奥の小川周辺。ハナショウブ圃や旧燈明寺三重塔(国指定重要文化財)のライトアップも実施する。

 三溪園・広報担当の吉川利一さんは「今年は例年より暑い日が続いていることもあり、蛍の羽化が若干早い様子。前半の休日は混雑が予想されるため、平日にゆっくりご来場いただけたら」と話している。

 イベント開催中の開園時間は9時~21時(入場は20時30分まで)。夕方以降は外苑の一部のエリアのみの公開となる。入園料は大人=500円(市内在住65歳以上無料)、小学生=200円。6月14日まで。

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