関内・桜通り沿いのシェアスペース「さくらWORKS<関内>」(横浜市中区相生町3)で7月14日、「マーケティング・センスの磨き方」(マイナビ新書)を刊行した、黒澤 晃(くろさわ・あきら)さんを招いた公開トークが行われる。
本の著者や編集者などを招く「ラボ図書環オーサートーク」の一環。26回目を迎える今回は、ワークショップの形式を取り入れつつ、「ちょっとした言葉のセンスで、あなたのビジネスは代わる」をテーマに話をする。
黒澤晃さんは1978年、広告会社・博報堂に入社。コピーライター、コピーディレクターを経て、クリエイティブディレクターになり、数多くの企業の広告制作に携わる。また、マーケティング戦略を立案し、新発売から手がけたいくつもの商品をブランドとして確立、日経広告賞など多数の賞を受賞してきた。2003年から、同社でクリエイティブマネージメントを手がけ、クリエイターの人事・育成・教育なども行ってきた。2013年に退社し、横浜市中区に黒澤事務所を設立した。
当日は、博報堂のクリエイティブディレクターとして数々の優れた広告をつくってきた著者が、キャッチフレーズやスローガンなどの言葉ひとつで、ビジネスが動いた事例とその仕組みについて紹介するほか、マーケティングのコツや法則を伝授する。今年2月に出版した「マーケティング・センスの磨き方」の割引販売も行う。
黒澤さんは「ビジネスに限らず何か実現したいことがある人にとって『マーケティング』は役に立つ。人が内面に持っている心のボタン『インサイト』をうまく押してあげることにより、人の気持ち・欲望に入り込むエモーショナルなマーケティング手法について話をしたい」と語る。
開催時間は18時30分~21時。参加費は1,000円(ワンドリンク付、学生500円)。主催はNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ(中区相生町3)。
会場となる「さくらWORKS<関内>」は、1970年築の「泰生ビル」事務所物件をリノベーションしたシェアスペースで、現在約65団体が入居している。業務用キッチンを備えた多目的スペースでは、講座やワークショップなどのイベントが行われている。