横浜市内各地で8月1日、ダンスフェスティバル「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2015」が開幕する。
横浜市では、横浜らしい特色ある文化芸術の国内外への発信を図り、「美術」「ダンス」「音楽」をキーワードにした芸術フェスティバルを継続的に開催している。
2012年の初開催から3年経つ今年は、横浜の「街」を舞台にしたダンスの祭典「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA」を再び開催。期間中は、大規模参加型プログラム「横浜ダンスパレード」を皮切りに、野外舞台公演、国際盆踊り大会、世界的に活躍する舞踊団の来日公演など、横浜市内一帯で約200のプログラムを展開する。
会場は横浜市内全域。実施期間は8月1日~10月4日(コア期間65日間)。主催は横浜アーツフェスティバル実行委員会。
プログラムは、近藤良平さん主宰のダンスカンパニー「コンドルズ」による横浜オリジナルの盆ダンス大会「コンドルズと踊る!横浜大盆ダンス」(8月25日、横浜赤レンガ倉庫イベント広場)、横浜港の眺望を生かした野外ステージで東京バレエ団の人気プログラムを上演する「横浜ベイサイドバレエ」(8月28日・29日、象の鼻バーク特設ステージ)、役者、ダンサーの森山未來さんがイスラエル人アーティストと共同し、太宰治著「駆け込み訴え」を土台に制作したパフォーマンス作品「ユダ、キリスト ウィズ ソイ」(10月10日~12日、旧マイカル本牧の映画館跡地)など。
8月1日・2日は、オープニングイベント「横浜ダンスパレード」を開催。約300団体5,700人が出演する大規模参加型プログラムで、コンテンポラリー、 ストリート、 ソシアル、 チア、 日本舞踊、 バレエ、 フラ・ポリネシアン、 盆踊りなど、オールジャンルのダンスパレードを市内15会場19ステージで同時開催する。フィナーレのスペシャルステージ(メイン会場:日本大通り)には、6人組アイドルグループ「でんぱ組.inc」(1日のみ)、ダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」(2日のみ)がゲストとして登場する。
横浜アーツフェスティバル実行委員会の担当者は「横浜の魅力を十分に生かし、横浜の『街』そのものを舞台としたダンスの祭典『Dance Dance Dance @ YOKOHAMA』が帰ってくる。横浜港の眺望を生かした野外公演や世界的に注目のアーティストによるステージに加え、誰もが参加できるダンスパレードや大盆ダンス、ダンスワークショップなど、多彩なプログラムをお楽しみいただけたら」と話している。
各公演プログラムの詳細はホームページで。