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横浜で図書館のアドボカシーとファンドレイジングをテーマに公開トーク 雑誌「ライブラリー・リソース・ガイド」

雑誌「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)」第11号

雑誌「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)」第11号

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 関内・桜通り沿いのシェアスペース「さくらWORKS<関内>」(横浜市中区相生町3)で8月9日、「図書館」をテーマとする雑誌「ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)」による公開トークが行われる。

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 LRGは横浜市中区に本社を置くアカデミック・リソース・ガイド(岡本真代表)が2012年11月に創刊した図書館系雑誌。今回は、第11号の発刊にあわせて、ゲストに、LRG第4号に「図書館における資金調達(ファンドレイジング)」を共同執筆した鎌倉幸子さん(シャンティ国際ボランティア会)を招く。

 LRG編集兼発行人の岡本さんはヤフーで「Yahoo!知恵袋」の企画・設計を担当した後、2009年に退社しアカデミック・リソース・ガイドを設立。「学問を生かす社会へ」をビジョンに掲げて出版やコンサルティングなどの事業を展開している。

 ゲストの鎌倉さんは、1999年にシャンティ国際ボランティア会に入職。カンボジアに赴任して500以上の小学校に図書館を設置した。2011年の東日本大震災後は「いわてを走る移動図書館プロジェクト」などの被災地支援事業にも関わっている。著書に「走れ!移動図書館」(ちくまプリマー新書)などがある。

 当日は、第11号に「ライブラリーアドボカシーの重要性とその実践-『神奈川県の県立図書館を考える会』の活動から」を執筆した岡本さんによる「図書館のアドボカシー」についての講演と、鎌倉さんによる「ファンドレイジング」の講演につづき、参加者も交えてクロストークを行う。

 岡本さんは「図書館利用者が減少する今こそ図書館のアドボカシーと運営におけるファンドレイジングの重要さ、図書館の存在価値の大切さを知るいい機会。社会での認知度を高め、物事を実現するための資金を得るノウハウは図書館に限らずさまざまな事業やプロジェクトを推進する上での重要な課題。対談では、資金調達とアドボカシーでそれぞれに実績を持つ二人が、そのノウハウを伝える。ぜひ足を運んで欲しい」と話している。

 開催時間は14時~17時(13時開場)。参加費無料。当日は同誌の割引き販売や登壇者の著書販売を行う。終了後には、懇親会も開催する。

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