おもいやりライト運動事務局(横浜市中区海岸通4)は9月19日、YCC ヨコハマ創造都市センター(中区本町6)で「夕方安全創造サロン」を開催する。
「いい点灯(11.10)の日」の11月10日に早期点灯するドライバーを募集している
「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時の自動車ヘッドライト早期点灯の呼び掛けや「見えやすさ・見られやすさ」を認識してもらうための情報発信などの活動を行っている。
サロンでは、おもいやりライト運動の賛同パートナーや、11月8日に開催する「早期点灯車両出発式」参加者などと、いい点灯の日を盛り上げる企画を考える「交通安全運動のリデザイン」をテーマとするクロストークを実施。
おもいやりライト運動プロデューサーの山名清隆さんをモデレーターに、ゲストに並河進さん(電通ソーシャル・デザイン・エンジン代表、コピーライター・クリエーティブディレクター)と吉田由美さん(カーライフ・エッセイスト)を迎え、「明るくデザインする交通安全運動のクリエイティブ」についてディスカッションする。
現在事務局では、「いい点灯(11.10)の日」と制定した11月10日、夕方4時にヘッドライトを点灯するドライバーを増やすための施策「トライライト4」を実践するチャレンジャーを全国より募集している。実施に先立ち11月8日には、東京国際展示場前「イーストプロムナード」(東京都江東区)で「早期点灯車両出発式」が行われる。
「おもいやりライト運動」は2011年にスタートし、全国各地で交通安全に取り組む団体や個人と連携をとりながらさまざまな活動を展開している。秋の全国交通安全運動の機会に、夕暮れ時にヘッドライトを点灯することで歩行者や自転車乗りなどに見えやすくする「早期点灯車両」となる「トライライト4」チャレンジャーを増やすことで、交通事故件数の低減を目指している。
2015年8月末時点で、賛同パートナーとして、80以上の企業・団体・個人が参加。公式ホームページには約6,400件の「おもいやりライトつけます宣言」が集まっている。活動は、日産自動車(横浜市西区高島1)が、同社のハローセーフティキャンペーンの一環として推進している。
おもいやりライト運動事務局・広報担当の榊原あすかさんは、「公式ホームページに『ヘッドライト早期点灯研究所』を立ち上げ、ヘッドライト早期点灯の効果や全国の事例なども紹介している。今回の夕方安全創造サロンは、これまでの交通安全の取り組み事例や、海外のユニークな交通安全キャンペーンなどを材料に、未来の交通安全にむけたクリエーティブについてアイデアを出し合う対話の場。ぜひ多くの方にご参加いただきたい」と話す。
開催時間は14時~16時30分(13時30分受付開始)、17時より登壇者も交えた懇親会を行う。参加費は無料(終了後の懇親会は飲食費として2,000円)。参加申込み・詳細は「おもいやりライト」公式ホームページかフェイスブックイベントページで。