アートの交流拠点「トリエンナーレ・ステーション」出現

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横浜市文化芸術都市創造事業本部は、中区役所隣のビル「ZA-IM(ザ・イム)」(旧労働基準局・旧関東財務局)を、横浜トリエンナーレ2005の関連事業の拠点「トリエンナーレ・ステーション」として暫定的に活用することを発表した。横浜市は同ビルを2003年3月に財務省から取得、市民サポーターが現代アートについて学ぶ「トリエンナーレ学校」の会場として使用してきたが、8月25日より「トリエンナーレ・ステーション」として一般公開を開始した。「トリエンナーレ・ステーション」の機能は以下の5つ。 1、横浜トリエンナーレ・スタジオ(参加アーティストが作品の制作過程を公開している) 2、ラウンジ&アーカイブ・ルーム「横濱書園」(美術関連の書籍や資料を集めた空間) 3、クロニクル・ルーム(写真家の安斎重男氏によるトリエンナーレのドキュメント写真を展示中) 4、横浜トリエンナーレ学校(川俣正総合ディレクターや参加アーティストと市民との対話・交流の場) 5、サポーターズ・ルーム(市民サポーターが利用する多目的スペース)。8月25日にはオープニングイベントが開催され、総合ディレクターの川俣正氏と参加アーティストが制作中の作品のプレゼンテーションを行った。川俣氏は「トリエンナーレ会期中もここでイベントやワークショップを開催し、市民、サポーター、アーティストの交流の拠点として活用していきます。見る側と見せる側が一緒になって様々な体験を重ねていく『運動態としての展覧会』に参加してください」と述べた。
横浜トリエンナーレ2005

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