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プロバスケ「横浜ビー・コルセアーズ」が文体で開幕戦 1勝1敗でシーズンスタート

4日の試合でシュートを放つコーリー・ジョンソン選手

4日の試合でシュートを放つコーリー・ジョンソン選手

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 プロバスケットボール「ターキッシュエアラインズbjリーグ」の2015-2016シーズンが開幕し、横浜ビー・コルセアーズは10月3日と4日、横浜文化体育館(横浜市中区不老町2)で福島ファイヤーボンズと対戦した。

4日の試合前に円陣を組む選手たち

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 リーグ参入5季目を迎えた横浜は、チームでプレー経験があり昨シーズンまでアシスタントコーチを務めた青木勇人さんが新たにヘッドコーチに就任。地元横浜出身の山田謙治選手が今季もキャプテンを務め、10月から来年4月まで50試合が行われる。

 参入年度以来となった横浜文化体育館での開幕戦では、第4クォーター終了のブザーと同時に河野誠司選手がシュートを決めて同点に追いつく粘りを見せ、オーバータイム(延長戦)の末に96-88で劇的勝利を収めた。しかし連勝を目指した2日目は第2クォーターを終えて福島に8点のリードを許すと、その後も勢いを止められずに54-85で敗戦。1勝1敗でシーズンをスタートした。

 2試合を終えて、青木勇人ヘッドコーチは「初日は試合状況に応じて選手がコート上で自分の役割をしっかりと果たし、チームとして素晴らしい勝利を挙げることができて今後の可能性を感じられた。2日目の敗戦は毎試合やるべきことをコンスタントにやっていかなければと認識させられた内容だったが、できなかったことをしっかりピックアップし、できたことはそのまま続けていけるようにしたい。負けは今後成長していくために必要なことであり、まだまだ改善点のあるチームだと感じた」とコメント。

 キャプテンの山田謙治選手も「初日は本来ならオーバータイムになる前に勝てる試合だったと思うし、勝ち切れたのは一つ大きな収穫だとは思うが、チームとしてはまだまだ完成できていない。2日目は前日と真逆の展開になり、福島は自分たちのバスケットができていたし、横浜はそれができなかった。福島のルブライアン選手には33点も取られてしまったが、他チームにもそのようなエース選手がいるので、そこを抑えていかなければ勝負は厳しくなってしまう」と話した。

 2016年の秋からはナショナルリーグ(NBL)とbjリーグを統一した新リーグが開幕するため、bjリーグとしての開催は今季がラストシーズン。横浜は新リーグの1部に所属することが決定し、今季は来季へ向けて勢いをつけるためのシーズンとも位置づけられる。地元で開幕を迎えたチームを応援しようと、2試合で合計5,200人以上の観衆が横浜文化体育館に集まった。

 今後の横浜市内でのホームゲームは、12月25日と26日に横浜文化体育館で琉球ゴールデンキングス戦が、来年2月27日と28日には横浜国際プール(港北区)で埼玉ブロンコス戦が、そして3月19日と20日にも同じく横浜国際プールで仙台89ERS戦が予定されている。

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