横浜市内の学生や若手社会人の地域参加を支援するNPO法人「アクションポート横浜」(横浜市中区山下町25)が運営するNPO情報サイト「SPICE+」が、10月24日で1周年を迎えた。
「SPICE+」は、「味見からはじめる地域参加」をキャッチコピーに、20~30代のレポーターが作成した横浜市内のNPOの活動体験レポートを掲載。体験当日のスケジュールやボランティア参加方法など、活動に参加してみたいと考えている人が行動を起こしやすいような情報をそろえる。
現在掲載している活動は、ゴミ拾いイベント、コミュニティーカフェでの交流イベント、子どもと触れ合う活動、竹の間伐などさまざま。月に1回レポーター説明会を行い、レポーターを募集しているほか、サイトの運営やデザインも若手社会人がプロボノ(無償のボランティア活動)で行っている。
学生リーダーで明治大学の池田桃花さんは「SPICE+を通して地域で活動することの面白みを感じてもらい、NPOの活動参加のハードルを下げたい。地域で活動する若者を増やして横浜を盛り上げたい」と話している。今後はNPOの現場ツアーも、学生チームで計画しているという。