ヨコハマNEWSハーバー「APPLAUSE」(横浜市中区太田町2)で11月7日、次世代の横浜の都市デザインを考えるトークイベント「OPEN MEETING!都市デザイン」が開催される。
横浜市都市デザイン室が主催する同イベントは、今年4月に策定された「横浜市都市デザインビジョン」の考え方に基づき、より多くの人が都市デザインへの関心を持ち、自らの暮らしと都市との関係などについて理解を深めることを目指して開催。「次世代による横浜の見立て・使い直し」をテーマに、これからの横浜らしい豊かな風景のつくり方を考えるための課題や可能性をあぶり出す。
モデレーターは、コミュニティデザインマガジン「マチノコト」を運営する編集者の江口晋太郎さん。スピーカーは、横浜寿町を拠点に地域活性化プロジェクトなどを行う「コトラボ」合同会社代表の岡部友彦さん、スローレーベルディレクターでヨコハマ・パラトリエンナーレ2014総合ディレクターの栗栖良依さん、横浜市都市デザイン室で都市デザイナーとして活動する桂有生さんの3人。
当日は、次世代のさまざまな立場のキーマンと言えるスピーカーを中心に輪を形成し、来場者の出入りを自由にするなど、幅広く議論を進める予定。途中参加の来場者も幅広い議論の場に入ってこられるよう、リアルタイムに会話の流れを視覚化する「グラフィックレコーディング」を東海大学富田研究室の協力で採用する。
また、議題についてはウェブ上で事前アンケートを実施し、同トークイベントで話し合ってもらいたいことについて、広く意見を求めている。
横浜市都市デザイン室の野田恒雄さんは「次世代の横浜を考えるということで、スピーカーは40歳以下の方にお願いした。聞き手・話し手に分かれるのではなく、来場者の方ともフラットに話し合えたらいいと思っている。結論を出すのではなく、さまざまな話題に触れ、今回出てきた話題や課題を次回以降掘り下げるなどできたら」と話す。
開催時間は16時~19時(30分前開場)。参加無料。飲食持ち込み可能。