街中でジャズの生演奏が行われる文化・街づくりを目的とした団体「YOKOHAMA JAZZ EGGS」のキックオフライブイベントが2月3日、Bar Bricks(横浜市中区太田町5)で開催される。
YOKOHAMA JAZZ EGGSは、イセザキモールで週末にストリートライブを行っていた横浜で活動するジャズ・ミュージシャンらが2月1日に設立。より多くの人にジャズの面白さを知ってもらおうと、ストリートライブと並行し、普段はライブ演奏を行っていない飲食店にプロ・ミュージシャンが出向き、投げ銭制のライブ活動を行っていく。
設備の整っていない飲食店でのライブを実現するため、同団体では事前に店舗の設備や環境を下見し、オーナーと相談した上で既存の環境で演奏可能なプログラムを提案。必要な設備は同団体が用意し、演奏当日にすべて持ち込む。また、演奏に必要な著作権についても、日本音楽著作権協会(JASRAC)への申請を代行する。現在中区・西区と東京都内のバーや洋食店10店舗が同団体の活動に賛同し、投げ銭制ライブを行っている。
キックオフライブイベントには、福山詩織さん(vo)、松木理三郎さん(tp)、小笠原涼さん (sax)、中根一城さん(gt)、吉野悟さん(gt)、荒砂真也さん(gt)、小澤基良さん(ba)、仲石裕介さん(ba)、海老澤幸二さん(dr)、森永哲則(dr)さんらYOKOHAMA JAZZ EGGSに所属するジャズ・ミュージシャン10人が出演。開始時間は19時30分。料金は投げ銭制。
YOKOHAMA JAZZ EGGS設立メンバーの一人でジャズ・プロデューサーの江口丈典さんは「ジャズファンの人も、もちろんこれからジャズを聴いてみたい人もYOKOHAMA JAZZ EGGSの活動情報を見て新しいお店も積極的に開拓してもらいたい。ジャズ・ミュージシャンの活動の場を広げる事で、ミュージシャン同士の交流や新人育成などのコミュニティーを形成し、ジャズに関わる人や店舗をつなぐ街づくりを横浜から発信したい」と話している。