横浜市中区在住の子育て中の母親を中心に構成される子育て支援団体「まま力の会」は3月15日・17日・21日の3回、入園入学グッズなどを作るミシンワークショップを開催する。
今回のワークショップは「入園グッズを手作りしたいが自信がない、ミシンを持っていないがチャレンジしたいという親の気持ちを後押ししたい」と、同じく入園前の子どもを育てる母親グループが企画。スモックや絵本袋、弁当箱袋、防災ずきんなど、各自作りたい物の材料を持参し、デザイナーで舞台衣装なども手がける安食真さんのアドバイスを受けながらミシンを使って作業ができる。
「3歳のお兄ちゃんの入園予定の幼稚園では、手さげカバンや靴袋など7点が必要。2人の子どもがいるので、とても家では制作できない」と話すのは、まま力の会メンバーで0歳と3歳の2人の子育て中の岩越麗さん。会場の一角にはマットを敷いたキッズゾーンを配置し、子連れでも制作できるよう配慮する。
まま力の会代表の桂由佳さんは「普段ミシンに触れる機会が少ないという親も多いはず。一人きりでの入園グッズ制作には戸惑ってしまうという子育てママの実体験から生まれたイベント。今年困っている人はもちろん、入園入学を来年再来年に控えた方も気軽に来てみてほしい」と話している。
会場は3月15日=麦田地域ケアプラザ(横浜市中区麦田町1)、17日=横浜市西地区センター(西区岡野1)、21日=さくらWORKS<関内>(中区相生町3)で、開催時間は10~16時(21日は15時まで、出入り自由)。参加費は15日・21日=1,500円、17日=2,000円。参加申し込みはメール(mama.ryoku@gmail.com)で受け付ける。申込者には、Facebookグループで布の選び方や必要な道具についてなど、事前の個別質問に答える。詳しくはまま力の会ホームページで。