横浜の魅力を発信するイベント「横浜セントラルタウンフェスティバル Y157」が5月27日から29日まで開催される。
2010年から中華街、元町、山手、山下公園通り、馬車道、関内の地域が連携し、2059年の開港200年「Y200」に向けて開催されている。開港157年目の今年は「Y157」として「開港から未来へ」をテーマに、山下公園をメーン会場に都心臨海部の複数の会場で多彩なイベントを展開する。
27日は、KAAT神奈川芸術劇場でオープニングセレモニーが行われ、元町リカちゃん、横浜見聞伝スタージャンのトークや、横浜出身でY157シンボルアーティストのクリスタル・ケイさんのライブなどが行われる。
28日・29日は、山下公園のステージで、クリスタル・ケイさん、4人組レゲエグループ「FIRE BALL(ファイヤーボール)」、横浜市の文化プログラム「横浜音まつり」と連携したライブのほか、石のステージ前では横浜ビー・コルセアーズによる「3×3 ビーコルCUP」やチアリーダーズ 「ビーローズ」のダンスパフォーマンスなどが行われる。
公園内の「横浜銘店フードコート」には、勝烈庵、荒井屋、泉平、馬車道十番館、ホテルニューグランド、重慶飯店、廣東飯店、元町たまやなどが出店。また、「横浜パン祭り」として人気ベーカリー12店(ウチキパン、クッペ、椎の実、シャトレキムラヤ、開く会共慟舎、シャルロットキミツヤ、日本堂、ブレドール、ブレーメン、ポンパドウル、ロアール、ローゼンボア)のパンの販売のほか、スーパーGT参戦のレーシングカーや燃料電池自動車の展示、日産自動車や東急電鉄などの協賛企業がブース出展する。
地域イベントとして、馬車道地区では「馬車道ジャズフェスティバル」と「横浜よさこい祭り」、「横浜北仲マルシェ」が開催される。関内地区では日本大通りで、「tvk秋じゃないけど収穫祭」のほか、弁天通り周辺では「関内フード&ハイカラフェスティバル」として、約50店が出店するほか、飲み屋の「お通しコンテスト」、ライブ演奏「関内音楽空間」、骨董品やアート作品の販売などが行われる。
山下公園通り地区では、吉本興業の芸人・囲碁将棋、松下笑一さんらが出演する「インターナショナルフリーマーケットwithよしもと横浜」、「スポーツGOMI拾い」、NHK横浜放送局ではジャズ演奏家が50人以上参加する「復興応援コンサート」が開催される。また、横浜開港資料館、横浜都市発展記念館で横浜の歴史を紹介する企画展示が行われる。
中華街地区では、「横浜中華街郷土料理フェア」として、24店が広東、四川、福建、上海、香港の郷土料理を提供する(5月21日~29日)。元町・山手地区では、「Y157元町サンクスデイズ」として、ストリートに約30のスイーツ&デリショップが出店するほか、期間限定オリジナル商品や特別メニューの提供、ノベルティプレゼントなどが行われる。
そのほか、カップリングイベント「恋する横浜」や、JR東日本との連携で「Y157記念列車の旅」として、石川町駅から485系特急型列車による記念列車運行、JRの車両がデザインされた「Y157フレーム切手」販売などの連携企画も行われる。
また、各地区のイベント会場会場など12カ所のチェックポイントのうち7カ所を回ると、ホテルスイートルーム宿泊券や、ジュエリー、ディナー券などが当たる抽選会に参加できる。
プレイベントとして5月21日・22日には、約85台のクラシックカーが参加する「RALLY YOKOHAMA 2016」も開催される。
6日にホテルニューグランドで行われた記者発表で、横浜市の林文子市長は「2009年の横浜開港150周年『開国博Y150』終了後に、開港200周年に向けて地域の皆さまが声を上げてくださり始まった志の高いイベントで、年々スケールも大きくなってきた。一人でも多くの方々に参加してほしい」と話した。
各プログラムなど詳細は「横浜セントラルタウンフェスティバル Y157」ホームページで。