横浜の子育て世帯向けの遊び情報まとめサイトを運営する「パパカンパニー」(横浜市中区山手町27)は、2015年6月29日に開設した「あそびい横浜」の利用者累計が40万人を突破したと発表した。
同社は、市内の保育園に通う子どもを育てる「パパ友」仲間で2013年に設立。子育て世代の視点を強く意識し「子どもと一緒に遊べる場所」を重点に置いたイベント情報などを収集・提供してきた。
「あそびい横浜」は、横浜在住で子育て中の「パパ・ママ」が実際に行った体験に基づき、現地で撮った写真を大きく使っていることが特徴。投稿を頻繁にしてくれるユーザーは約30人になるという。スマートフォンに対応し、外出先でも行きたいイベントの写真がわかりやすく表示されるため、簡単に内容をチェックできる。
「おでかけ」「イベント」「屋内施設」「おうち遊び」など20のカテゴリーに分けて幅広く紹介。目的や年齢別に、ちょっとした木陰やベンチ、授乳室やトイレの有無など細やかな記述で、何かと手のかかる子連れファミリーでも、安心して外出できる情報を提供している。
同社のアクセス解析の結果、1年間ウェブサイト利用者は40万人に。154人のユーザーから回答があった同社のアンケート調査では「週に1回以上閲覧する」という利用者が95%を占めたという。
パパカンパニー代表の添田昌志さんは「近年は共働きが増え、子どもと一緒に出かける機会が貴重になってきている。『サイトを見ていると楽しい気持ちになり、お出かけしたくなる』というお客様の声を大切にしながら、初めて行く場所でも安心して足を運んでもらえる情報を今後も発信し、楽しい思い出をつくっていただけるように運営していきたい。『子どもと親が遊べる情報提供』を通して、横浜の地域経済活性化につながるプラットフォームになっていけたら」と話している。