桜木町の猫カフェ「にゃんくる」で「仔猫祭り」 保護された子猫の譲渡会

生後2~3週間の子猫たちが飼い主を待っている

生後2~3週間の子猫たちが飼い主を待っている

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 JR桜木町駅近くの譲渡型の猫カフェ「にゃんくる桜木町店」(横浜市中区花咲町1)で6月25日と26日、子猫の譲渡会「仔猫(こねこ)祭り」が開催される。

「にゃんくる桜木町店」の店内の様子

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 同店は、石川町に2008年にオープンした猫カフェ「れおん」など4店舗を手掛けるアンビシャス(中区松影町1)が運営。同社は、2013年8月から犬猫レスキューに取り組む山梨県のNPO法人「リトルキャッツ」と連携し、「人と猫の新しいご縁を結ぶお手伝い」というコンセプトで、保護された身寄りの無い猫たちを預かり譲渡先を探してきた。約20~30匹の猫が飼い主を待っている。

 譲渡会は、系列店で過去15回行われ、毎回5~10匹の子猫達が新たな飼い主の元に引き取られている。桜木町店での開催は今回が初めてで、10匹の生後間もない子猫が参加する。一日で7匹の子猫に出会いが見つかることもあるという。同日、系列店のにゃんくる川崎店・鎌倉店でも開催される。

 同店では、初めて猫を飼う人でも安心して引き取れるように、さまざまな飼育相談や病院の紹介などのサポートも行っている。譲渡希望者で、条件が合えば、猫を1週間、自宅に連れ帰るトライアルサービスも用意している。次回の「仔猫祭り」開催は7月2日・3日の予定。

 アンビシャス代表の後藤靖雄さんは「一般的な猫の譲渡会は、ケージの中の猫を眺めるだけだが、常設譲渡会場である『にゃんくる』は、人と人の間を走り回る猫や、気持ち良さそうに膝の上に寝転がる猫、飛んだり跳ねたりと、猫の自由な姿と触れ合いながらご縁を感じることができる。おかげさまで、400匹の猫ちゃんを卒業に結びつけることができた。自分は猫によって助けられてきたので、これからもたくさんの良いご縁・出会いのお手伝いを通して恩返しをしていければ」と話している。

 料金システムは滞在30分600円+ワンドリンクオーダーが基本で、90分セットや120分セット、フリータイムなどのメニューも用意する(「仔猫祭り」期間中は60分以上の利用で300円引き)。ドリンクはコーヒーや紅茶、ソフトドリンクなど約40種類。店舗面積は約60平方メートル。新品のおもちゃのみ持ち込み可。営業時間は11時~20時。

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