横浜ベイクォーター3階に6月7日、北陸3県・新潟県・長野県のセレクトショップ「ふるまいや」(横浜市神奈川区金港町1)がオープンした。
「日本の良きものをふるまう」をコンセプトに、蔵元こだわりの日本酒や郷土料理、地域の特産品を販売する。店鋪面積は約100平方メートル。飲食・宿泊・物販事業を展開するセオリー(東京都中央区)の新業態となる。
同店には利酒師が常駐し、北陸・信越の日本酒約100種を用意。「日本酒の量り売りコーナー」では、蔵元直送による常時8種の日本酒を全て試飲でき、好みの銘柄を瓶詰めで量り売りしてもらえる。容量は180~720ミリリットルまで4種類、価格は180ミリリットル300円~。オープン以来女性客を中心ににぎわい、贈答品のニーズも多いという。
日本酒以外にも、酒器などの伝統工芸品や雑貨、和のグロッサリーなど幅広い商品をそろえる。人気商品は、加賀百万石きんつば(石川県)、福梅のはちみつ梅干(福井県)、安曇野産野沢菜(長野県)、真田丸 蔵元の甘酒(長野県)、藤岡染工場の手ぬぐい(新潟県)など。
店内の「ふるまいやCafe 」では、日本酒3種の飲み比べセット(800円)のほか、酒蔵手作りの甘酒を使用した「麹のソフトクリーム」、スワンレイクビール、マンゴースノーアイスなどを提供する。
セオリーの山口直樹支配人は「コンセプトの『日本をふるまう』とは、その地域で育まれたもの、ものづくりに込められた人々の思いを多くの人につなげていくこと。首都圏ではなかなか手に入らない酒どころ北陸・信越の銘酒をそろえた日本酒コーナーは好評で、中でも当店独自の『日本酒の量り売りコーナー』は大人気。常時8種の日本酒を試飲でき、好きな瓶に好きな日本酒を詰めてオリジナルのラベルを貼る。そんな新しい日本酒の在り方を多くの方にご提案できれば」と話す。
営業時間は11時~22時。