ハマショク学生実行委員会は7月2日、横浜中華街パーキング会議室（中区山下町94）で「ヨコハマ地域合同試職会～ハマショク」を開催する。

　ハマショクは、学生が企画した横浜の地域企業を集めた合同就職説明会。「仕事だって、食べてみないと分からない」をキャッチコピーとし、中小企業の情報を知りたい学生と、魅力を発信する機会が少ない企業を結び合わせ「企業で働く憧れをイメージできるような就職説明会」を目指す。学生と企業が気軽に交流できる場とするため「仕事の試食会」という名前をつけた。

　参加する企業は、地域密着型で事業を展開する、株式会社安藤建設、株式会社大川印刷、株式会社山仁コーポレーション、横浜中華街パーキング協同組合の4社。企業からのPRや、学生の自己紹介、企業ブースでの個別相談の時間などが設けられる。終了後には懇親会も行われる。

　就職会は、横浜の大学生らが立ちあげた実行委員会メンバーが企画した。実行委員長の佐藤秀彰さん（明治学院大学法学部3年）は「ハマショクは、学生目線で従来の就職説明会に一石を投じる企画内容。大規模な合同説明会に疑問を持っている学生が集まっている。働くことに対して漠然とした不安を持っている方や、地域企業への就職に関心がある学生に来て欲しい」と話している。

　開催時間は、15時から18時（開場14時30分）。参加費は無料（事前申込制）。対象者は、地域企業に就職したい学生（2017年3月卒業見込み）、地域企業に就職したい既卒生。就活生ではない、地域企業に興味のある学生も参加できる。リクルートスーツでの参加は禁止。

　問合せはNPO法人「アクションポート横浜」（横浜市中区山下町25、TEL: 045-662-4395）まで。