大さん橋ホールで「うみ博」 さかなクンステージや深海調査研究船の見学イベントも

開催期間中に大さん橋を出港予定の客船「にっぽん丸」(写真提供:商船三井客船)

開催期間中に大さん橋を出港予定の客船「にっぽん丸」(写真提供:商船三井客船)

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 横浜港大さん橋国際客船ターミナル内の大さん橋ホール(横浜市中区海岸通1)で7月22日と23日、海がテーマのイベント「海洋都市横浜うみ博2016」が開催される。

深海調査研究船「かいれい」の船内見学イベントも

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 同イベントは子どもから大人までを対象に多彩な海の魅力を知ってもらう体感型の催しで、今回が初開催。主催は横浜市や企業、大学、団体などで構成される海洋都市横浜うみ協議会。

 メイン会場となる大さん橋ホールでは「海洋開発ゾーン」「海洋レジャーゾーン」「海洋教育ゾーン」などのエリアが設けられ、企業や大学、団体が取り組み紹介のブースを出展。特設エリアの「こども体験ゾーン」では、船のペーパークラフトや塗り絵が楽しめるほか、遊具コーナーも用意する。

 「食&映像ゾーン」では、氷川丸伝統のドライカリーや金沢海苔などのフードを販売。東日本大震災の復興支援として福島最大の港である小名浜港があるいわき市など福島県の物産販売も予定している。深海や海の仕事、横浜ベイブリッジ建造記録などをテーマとした映像の上映も行われる。

 さらに会場奥のステージエリアでは、海洋に関する講演会や海の魅力を紹介するプログラムを展開。2日目の23日には、横浜・八景島シーパラダイスの飼育員がペンギンの魅力についてレクチャーするほか、タレントで魚類学者のさかなクンによる魚の魅力や海・川などの環境問題の解説も予定されている。

 そのほか、大さん橋に着岸し22日17時に出港予定のクルーズ船「にっぽん丸」を背景に船長と記念写真を撮影する企画や、深海調査研究船「かいれい」船内および無人探査機「かいこう」の見学会イベントなども。

 海洋都市横浜うみ協議会事務局で横浜市政策局政策課担当課長の高井雄也さんは「今回が初開催となる『うみ博』は、海洋資源や船舶、レジャー、海の生物など、いろいろな角度から海を学び、体感できるイベント。ぜひ小さなお子さまから大人の方にも足を運んでいただき、多彩な海の魅力や可能性を感じてもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~18時。入場無料、一部有料コーナーや整理券配布の企画あり。

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