NPO法人「ETIC.」横浜ブランチ(横浜市中区桜木町1)は9月2日、シェアスペース「BUKATSUDO」(西区みなとみらい2)で「企業×大学生によるビジネス創発事例発表会」を開催する。
発表会では、大学生が半年間、中小企業経営者の右腕として会社に入り、企業と大学生が一緒になり新しい事業の立ち上げや地域との協働プロジェクトなどに挑戦してきた軌跡とその成果を発表する。
学生を受け入れたのは、横浜に拠点を構える企業。小学校や商店街、NPOとの協働で地域活性に取り組んだ「安藤建設」(磯子区)、ECサイトを社内外と連携して推進した卵の専門商社「八千代ポートリー」(港南区)、社内報を通じて総勢約300人の社員でプロジェクトに取り組んだ育児グッズ販売の「ダッドウェイ」(港北区)、日本に新しい車文化を創造するため若者と経営者が二人三脚で広報事業に取り組んだ「TEZZO」(都筑区)、子ども向け体験型工場見学を企画したばねメーカー「五光発條」(瀬谷区)の担当者と大学生が発表を行う。
コメンテーターとして、竹本徳子さん(立教大学経営学部)、 小足雄高さん(銚子市役所 健康福祉部)、宮城治男さん(NPO法人ETIC.代表理事)が参加する。
ETIC.の田中多恵さんは「現役大学生を長期インターンシップ生(=経営者の右腕人材)として受け入れ、これまでの枠にとらわれない多様な挑戦事例が全国各地で生まれている。企業×若者の協働が地域に与えるインパクトを知りたいと考える行政関係者、インターンの活用法や社員の育成、本業を通じた社会貢献などに関心がある企業の方、インターンに関心がある大学生に参加していただき、若者の成長はもちろん、実践型インターンシップが企業にどのように変化を起こしたのか、また、地域にどのような波及効果があったのかを体感してもらいたい」と話している。
開催時間は18時30分~21時00分(18時15分開場)。参加費無料。定員は80人(事前申込制)。事例発表会はETIC.が11月に開催する「地域若者チャレンジ大賞2016」の関東ブロック予選大会を兼ねている。申し込みは地域未来創造型インターンシップホームページで。