相鉄グループは9月29日、11月1日から相模鉄道と相鉄バスの制服をリニューアルすると発表した。リニューアルは相鉄グループのブランドイメージと認知度向上を図る「デザインブランドアッププロジェクト」の一環。
制服のデザインは、「くまモン」の生みの親で同プロジェクトの総合監修を務める水野学さん(グッドデザインカンパニー代表)と、多くのヒット映画の衣装を手がけているスタイリストの伊賀大介さんが協働した。
デザインコンセプトは「Thinking of the next century. これまでの100年を礎に、これからの100年を創る。」。軽量でストレッチ性に優れた素材を使い、袖の金色のラインで階級の識別性を向上。帽子はメッシュ素材で快適性を向上、女性用の帽子は風の抵抗を考慮して、全周に丸くツバをデザインした。
同社は、特別チームを編制して社員の意見を取り入れて、デザインと機能性を両立させた。横浜をイメージし、清潔感があり普遍的で流行に左右されることがない濃紺色をベースに、安心と信頼を感じさせるデザインとなる。
鉄道とバスの制服の刷新は共に29年ぶりとなる。
相鉄グループは2017年12月に創立100周年を迎える。また、2019年度にJR線と、2022年度には東急線との相互直通運転を予定している。