横浜中華街の中華菜館「同發(どうはつ)新館ホール」(横浜市中区山下町164)で「第5回横浜中華街映画祭2016」が開催されている。
同發新館は1960年代前半まで映画館「新光映画劇場」として使用されていた
会場となる同發新館は、1960年代前半まで映画館「新光映画劇場」として使用され、閉館後は明治時代に創業した広東料理の老舗「同發」の「同發新館」として運営されている。
今回は、新作セレクションとして、ジャ・ジャンクーや映画監督の黒沢清是枝裕和が出演するドキュメンタリー「台湾新電影時代」、「黒衣の刺客」、「香港、華麗なるオフィス・ライフ」。「台湾新電影時代」上映記念・台湾新旧名作セレクションとして、ホウ・シャオシェン監督作「風櫃(フンクイ)の少年」、アカデミー賞監督賞を受賞したアン・リー監督の監督デビュー作「推手」、「坊やの人形」、「ウェディング・バンケット」、「あの頃、君を追いかけた」の全8作品を上映する。
映画祭を主催するシネマ・ジャック&ベティ支配人の梶原俊幸さんは「今年は台湾映画のラインナップが充実している。昨年からチャイナドレス・中国服での入場者は割引になる。中華街と中国・台湾の文化の両方を楽しんでもらいたい」と話す。
チケットは一般=1,500円、学生・シニア・シネマ・ジャック&ベティ会員=1,000円、3回券=3,600円、同發ランチ付き鑑賞券=2,200円、チャイナドレスと中国服での入場割引=1,000円。10月10日は1,000円均一となる。問い合わせはシネマ・ジャック&ベティ(TEL 045-243-9800)まで。