横浜港の歴史を体感する「赤レンガ倉庫 横浜クルーズ」がリニューアル

横浜の歴史を体感できる航路を巡る

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 旅客船事業を展開するケーエムシーコーポレーション(横浜市西区北幸2)は9月、横浜港の歴史と産業をたどる「赤レンガ倉庫 横浜クルーズ」新バージョンの運航を開始した。

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 赤レンガ倉庫 横浜クルーズは、2010年6月2日の横浜開港記念日にスタートした人気クルーズで昨年の乗客動員数は3万人超。2020年開催の東京オリンピックも見据え、日本空港ビルデング(東京都大田区)、京浜急行電鉄(東京都港区)との連携のもとリニューアルで更なる内容の充実を図る。

 同クルーズでは新たに「感じるロマンと迫力」をテーマに掲げ、「歴史エリア」「産業エリア」「みなとみらいエリア」の3エリアのナレーションとBGMで新ストーリーを展開。神奈川出身のラジオパーソナリティー高嶋ひでたけさんが応援団長を務めクルーズ中のアナウンスを担当する。

 発着場所はピア赤レンガ桟橋(中区新港1)。1854年ペリー横浜上陸時の黒船艦隊錨泊地「ペリーポイント」をはじめ、横浜ベイブリッジ、巨大船、コンテナ荷役作業が行われるガントリークレーン、横浜港内で最も古い赤灯台、開港時は海であったみなとみらい地区など、横浜開港当時の歴史と現在の横浜港の風景、建造物を楽しむことができる。

 運航時間は約55分(1日4便)。定員は50人。月・火曜は運休(祝日の場合は運航)。料金は大人1,200円、中高生800円、小学生600円。予約・問い合わせはリザーブドクルーズ(TEL 045-290-8377)まで。

 ケーエムシーコーポレーションの担当者は「新クルーズプランでは分かりやすい資料とガイドによって、外の景色をより楽しく、横浜の歴史を船ならではの視点で体感いただけるよう工夫を凝らした。横浜に来たら船に乗りたくなる、そんな新しいクルーズ文化を作り上げたい」と話す。

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