横浜市経済局は、データを活用した事業プランを支援する「データ活用ビジネスプラン・ブートキャンプ in Yokohama」と「データサイエンスセミナー」の参加者を募集している。
ブートキャンプは、横浜市内の個人や法人を主な対象に、ビッグデータ・オープンデータなどのデータを利活用したビジネスプランを募集し、有望なビジネスプランに対して「メンター」と呼ばれるITやビジネス開発の専門家などをサポート役に付け、ビジネスプランの完成度を高める点が特徴。主催は横浜オープンデータソリューション発展委員会(横浜市中区相生町3)で、実施は昨年に続き2度目。
事業プランの応募受付は11月28日まで。採択された事業は、12月から2月末まで専門家の助言を受けつつ事業計画を改善する。2017年3月4日にビジネスプラン発表会が行われ、優れたプランには横浜市経済局長賞などの賞が贈られる。エントリー事前説明会が10月13日・15日、11月16日に開催される。
また、企業がデータサイエンスの考え方を事業に取り入れるきっかけを提供する「データサイエンスセミナー」を3回シリーズで実施する。第1回は10月31日に「最先端ビジネス事例から学ぶデータサイエンス」をテーマに開催する。講師は、東富彦さん(国際大学GLOCOM 主幹研究員、オープン・コーポレイツ・ジャパン常務理事)。会場はさくらWORKS<関内>(中区相生町3)。19時から。参加費無料。
横浜市経済局成長産業振興課長の立石建さんは「オープンデータを含むデータ活用は、国の成長戦略の中でも重要な位置づけとなっており、この機会にぜひ多くの事業者・市民の皆様がデータ活用によるビジネス化のアイディアを具体化し、事業化に向けチャレンジをしてほしい」と話している。
同事業と連携して、10月24日には「データ活用ビジネスブラッシュアップセミナー」も開催される。講師はハマ企画(西区高島2)代表取締役の田中友尋さん。大量のデータを分かりやすく可視化することができる「Googleダッシュボードによるデータの見える化」について学ぶ。
「データ活用ビジネスプラン・ブートキャンプin Yokohama」の詳細はホームページから。申込受付は11月28日まで。