神奈川古書会館（横浜市神奈川区反町2）で11月5日と6日、古書の日イベントが開催される。

　同館では毎月、神奈川県古書籍商業協同組合に加盟する古書店約10店舗が出店する古本即売会「古本まつり」を実施。今月は、古本まつりと併せ、県内の4人の古書店主によるトークショーを開催する。

　トークショーのテーマは「なぜ我々は古本屋になったのか」。文雅新泉堂（相模原市緑区）、公文堂書店（鎌倉市由比ガ浜）、古書 馬燈書房（横浜市中区伊勢佐木町）、香博堂オンライン（大和市福田）の店主が登壇し、古本屋になったきっかけや、店舗、催事、ネット販売それぞれのこだわりについて話す。

　古本まつりには、文雅新泉堂、公文堂書店、古書 馬燈書房、香博堂オンラインに加え、古本小屋ユニオン（横浜市金沢区能見台）、観魚堂（真鶴町）、雲雀洞（横浜市神奈川区羽沢町）、ナインブリックス（横浜市神奈川区東神奈川）、メディア・リユース（東京都杉並区）の9店舗が出店。売り上げの一部は熊本地震被災地に寄付する。

　神奈川県古書籍商業協同組合広報の荘田賢介さん（books moblo、鎌倉市大町）は、「若い人や、退職後にセカンドライフとして古書店開業を考えている人などにも気軽に来てほしい」と話している。

　古本まつりの開催時間は5日＝10時～18時、6日＝10時～17時。トークショーは5日14時～15時30分。入場無料。