横浜にぎわい座・のげシャーレ(横浜市中区野毛町3)で11月27日、横浜ゆかりの映画監督・高野徹さんによる映画作品「二十代の夏」のお披露目上映会が開催される。
映画は、横浜在住の駆け出し小説家が新作執筆のため、故郷の島で夏休みを過ごしていた際に、女性と出会い心奪われてしまうというストーリー。作品は、伊豆大島で撮影後、横浜で約1年の仕上げ作業を経 て完成したという。
監督の高野さんは、横浜国立大学大学院都市イノベーション学府を卒業。2010年に監督した「濡れるのは恋人たちだけではない」が、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭や北京獨立電影展など、国内外の映画祭に出品され高い評価を得る。吉田まちなか映画祭実行委員。
2015年8月の「吉田まちなか映画祭」では、制作した3分のパイロット版映像を発表することで横浜の地域の方々への映画制作についての理解を求め、多くのファンを獲得したという。今回の作品では、クラウドファンディングを通じて映画制作の資金を集め、210万円の支援が寄せられた。
高野監督は「横浜の多くの皆さんに応援していただいてできた作品。男女がお互 いについて理解できない部分を映画にした。ぜひ、多くの横浜の人たちに見て欲しい」と話している。
上映後には映画に島民役で出演している六反征吾さんを招いたトークも行われる。六反さんは陶芸家で中区福富町で「Bar六反」のマスターをしている。
開催時間は17時から18時30分。料金は1,000円。