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本牧神社「お馬流し」 室町時代から続く伝統的な神事

本牧神社(横浜市中区本牧和田19)で第459回「お馬流し」の神事が開催される。お馬流しは、室町時代・永禄9(1566)年から受け継がれている伝統的な神事で、現在、神奈川県無形民俗文化財、神奈川県民俗芸能50選に指定されている。「お馬さま」とは、体長約1メートルの茅(カヤ)で作った馬首亀体(首から上は馬で胴体は亀)で、毎年、羽鳥家の当主が約1週間かけて作る。お馬には境内で神職が育成した「お馬の茅場」から採取した茅(カヤ)を使用する。3日は、羽鳥家から本牧神社へお馬を納める「お馬迎え式」が行われ、6体のお馬はそれぞれ「お馬板」と呼ばれる扇形のヒノキ板上に安置される。17時30分から本牧境内で奉納神楽が行われる。4日は、神社を出発したお馬が本牧の氏子町内を巡行後に、本牧の沖合いで氏子中の厄を背負ったお馬6体を海に流す「お馬流し」が行われる。マリンFMは特別番組で8時40分~11時30分に、お馬巡行・祭礼船出発・お馬流しの斎行を生中継する。

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