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三溪園の創設者・原三溪により守り継がれてきた「臨春閣」

「臨春閣」は、内苑の中心となる臨春閣は江戸時代に建てられたと伝えられ、三溪園の創設者・原三溪によって守り継がれてきた重要文化財建造物。原三溪は、臨春閣を豊臣秀吉が建てた聚楽第の遺構として扱い、数寄屋風書院造りの室内を残しながらも、三重塔の眺望を考えた各棟の配置変更、屋根の形状や素材の変更等、創意と工夫を重ね、見事な景観を完成させた。2022年には、5年をかけておこなわれた屋根の葺き替えや耐震補強等の保存修理工事を終え、装い新たに令和の美しい姿となった。

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国指定名勝「三渓園」(横浜市中区本牧三之谷)で9月14日から、月見を楽しむイベント「観月会」が開催される。

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