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国連WFP協会 紛争激化から1年の「パレスチナ緊急支援募金」呼びかけ

 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1)6階の国際連合世界食糧計画WFP協会(以下、国連WFP協会)は10月7日、紛争激化から1年を迎える「パレスチナ緊急食料支援」への更なる協力を呼びかけた。「WFP国連世界食糧計画(国連WFP)」は飢餓の撲滅を使命に活動する国連唯一の食料支援機関で、2020年ノーベル平和賞受賞。国連WFP協会は日本における国連WFPへの民間の公式寄付窓口。パレスチナ、ガザ地区は2023年10月7日に戦闘激化。国連WFPによると、1年間で8,878台以上ののトラックが少なくとも14万1,919トンの食料をガザに届けた。ガザ地区の人口の96パーセントは深刻な急性の飢餓に直面しており、うち50万人以上が、飢餓のレベルが最も重く、命に関わるような「壊滅的な飢餓」に瀕しているという。国連WFPは、毎月ガザ地区全体で100万人以上を支援しててるが、南部や中央部への支援アクセスが限られているため、配給量を減らさざるを得ない状況。そのような中でも、南部のラファから新たに避難してきた家族に温かい食事を優先して提供している。9月の第1週は、ガザ地区とヨルダン川西岸地区で、ガザの22万4,000人を含む計36万5,000人に支援を行った。担当者は「厳しい冬が近づく中、ガザ地区の状況がさらに悪化し、道路の損壊により、人びとの生存に不可欠な食料、水、医薬品、衛生用品の輸送が困難になることが強く懸念されている」と話す。寄付は寄付ページから。

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