横浜港に11月15日、「MITSUI OCEAN FUJI（ミツイ オーシャン フジ）」が入港している。船客定員=458人、総トン数=32,477トンの、新クルーズブランド「三井オーシャンクルーズ」の新規投入船。日本初の全客室がスイートキャビンのクルーズ船で、ダイニング、エンターテイメント、リラクゼーションスペースなど多くの船内施設を備える。米国のシーボンクルーズが運航していた2009年就航のラグジュアリー客船「Seabourn Odyssey（シーボーン・オデッセイ）を商船三井クルーズが購入し、2024年9月25日、横浜港新港ふ頭ターミナルで引き渡しセレモニーが行われた。就航後は、日本を中心とした海域での運航が計画されており、2024年12月1日発のデビュークルーズ「MITSUI OCEAN FUJI Debut Cruise ～釜山・九州～」など、各種クルーズツアーが発表されている。