東京大学・渡邉英徳教授らがデジタル技術を駆使した3Dコンテンツを展示 「War in Cities」
みなとみらいギャラリー(横浜市西区みなとみらい2)で、企画展「War in Cities~戦争の街を体感する」が開催されている。東京大学大学院の渡邉英徳教授の研究室がデジタル技術を駆使した3Dコンテンツの展示を行う。広島・長崎に投下された原子爆弾による被爆者証言を3Dデータマップとしてまとめた「ヒロシマ・アーカイブ」や「ナガサキ・アーカイブ」を地域の人たちとともに作ってきた同研究室が、ウクライナやガザ地区から送られた映像・写真をもとに現地の戦争被害を再現する。「ガザ地区3Dマップ」は今回が初公開となる作品で、アルジャジーラ・メディア・ネットワークスや国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)と共同で制作された。3Dデータを活用して、戦争による被害を視覚的かつ立体的に再現しており、戦争が地域社会に与える影響を体感できる。12月21日には、渡邉さんと研究室に在籍する研究員の小松尚平さんによるデジタルコンテンツの解説や、VRコンテンツ体験会が開催された。25日まで。
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企画展「War in Cities~戦争の街を体感する」が現在、みなとみらいギャラリー(横浜市西区みなとみらい2)で開催されている。