横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズで7月12日、純米酒を通じて日本酒の魅力を新たに発信するイベント「純米燗（じゅんまいかん）～逸品を愉しむ～」が開催された。今年は神亀酒造の小川原良征さんを中心とした「全量純米蔵を目指す会」の協力のもと全国21蔵の銘酒蔵が集結し、希少銘柄を含む約100種類以上の純米酒が一堂に。夏らしい和装に身を包んだ参加者をはじめ、約300人の日本酒ファンが純米酒をお燗（かん）にして飲み比べ、蔵元との交流を楽しんだ。同ホテルの新総支配人に就任した齋明寺正彦さんは「このイベントも好評のうちに3回目を迎えることができ、今回は昨年の2割超のご来場に。全国の蔵元の素晴らしい純米酒を味わっていただき、日本酒の更なる普及につながればうれしい」と話す。「全量純米蔵を目指す会」は、日本酒の伝統を守り、次世代への継承を目的とした「全量純米酒ファンド」を実施している。写真は神亀酒造（埼玉県）ブースの様子。