大型客船ダイヤモンド・プリンセス（116,000総トン）が8月12日、お盆のチャータークルーズ「横浜発着　阿波おどり観覧・熊野大花火と瀬戸内海クルーズ8日間」の一環で横浜港を出港した。クルーズプラネットとエイチ・アイ・エスの共同企画。プリンセス・クルーズの豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」（イギリス船籍）は、三菱重工長崎造船所で建造され、2004年3月に就航した日本生まれの客船。2013年に横浜港に初入港した。2014年の大規模改装により、日本式の展望浴場「泉の湯」や、寿司レストラン「海（Kai）寿司」など日本人向けの施設が充実。今回のクルーズはほぼ満席の約2,550人を集客（内、日本人99%）、ダイヤモンド・プリンセスのゴッドマザーである佃芳子さん（三菱重工業元社長佃和夫夫人）も乗船している。同客船は外国客船として、徳島と名古屋に初寄港する。船内では連日多彩なエンターテインメントが催されるほか、阿波おどり観賞、瀬戸内海クルーズ、船上からの熊野大花火大会観賞を予定。8日間のクルーズを終え、8月19日6時に横浜港に帰港予定。プリンセス・クルーズは、2016年日本発着クルーズで全16コース（横浜・神戸発着）のクルーズを運航。プリンセス・クルーズ 2014年日本発着クルーズ（レギュラークルーズとチャータークルーズ）は、日本外航客船協会主催の「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2014」グランプリを受賞している。