横浜美術館のアートギャラリー1とCafe小倉山で、荒木悠展「複製神殿」が開幕。「authenticity(真正であること)」をテーマに、アメリカ南部の地方都市ナッシュビルとギリシャの首都アテネにある「パルテノン神殿」を題材にした新作の映像インスタレーションを紹介している。荒木悠さんは、1985年生まれ。ワシントン大学を卒業後、2010年に東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修士課程を修了。韓国、タイ、ベトナム、フランス、スペイン、アイスランドなどに滞在し、地域の歴史や食文化を切り口とした映像作品を制作してきた。若手作家を紹介する展覧会「New Artist Picks(NAP)」の一環。27日にアーティスト・トークも。4月3日まで。観覧無料。