KAAT 神奈川芸術劇場で4月11日、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース作品「夢の劇 -ドリーム・プレイ-」の報道陣向け公開リハーサルが行われた。4月1日にKAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に就任した白井晃さんの第一作。スウェーデンの劇作家、小説家ヨハン・アウグスト・ストリンドベリが描いた、精神世界の迷宮のような混沌とした「夢」の世界を、白井さん（構成・演出・出演）×長塚圭史さん（台本・出演）のタッグで舞台化する。出演者は、早見あかりさん、田中圭さん、江口のりこさん、玉置玲央さん、那須佐代子さん、森山開次さん、山崎一さん、ほか。舞台初主演を飾る早見さんは「緊張感はあるが初日を迎えるのが楽しみ。千秋楽を素敵な形で終われるようがんばりたい。初舞台になるのであかりファンにぜひ来てほしい」。また、田中さんは「皆でゼロから作った手作り感あふれる作品。芝居と身体表現の融合を目指した、他では見られない舞台になっている。観客の皆さんとぼくらがどういう夢を作れるかが楽しみ」と開幕前の心境を語った。白井さんは「芸術監督就任第一作は色彩豊かで素敵な舞台に仕上がった。ぜひ劇場に足を運んでいただき、音楽や踊り、舞台芸術を総合的に見てほしい」と話す。上演時間は約120分。公演スケジュールは4月12日～30日（プレビュー公演＝12日・13日、本公演＝15日～30日、休演日あり）。18日、20日、22日、26日は終演後のアフタートークを開催する。予約・問い合わせはチケットかながわ（TEL 0570-015-415）まで。