横浜市金沢区の並木クリニックに、蛍光ピンクの巨大な猫が出現している。アーティストの飯川雄大さんの作品「猫の小林さん」だ。作品シリーズ「デコレータークラブ」に登場する巨大な猫で、「デコレータークラブ」とは、小石や海藻を使って身を隠そうとするカニを意味する。猫の全長は9.3メートル、幅10メートル。ものかげに隠れ全体を見ることのできない巨大な猫は、見えることと見えないことを同時に示し、情報を伝えることの不確実さについて投げかける。主催はYOKOHAMA AIR ACT実行委員会。展示は3月1日まで。「猫の小林さんが大きい理由」展は同区の「並木コミュニティハウス」で同時開催。1日には展示会場でアーティストトークを開催、13時~15時、先着30名、予約制。【編集部より】アーティストトークは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が懸念されている状況を踏まえて中止。代わりに、同内容のトークを交えながら、並木クリニック・並木コミュニティハウスの展示を巡るスペシャルツアーを実施。13時から。