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神奈川県立歴史博物館で特別展「掃部山銅像建立110年 井伊直弼と横浜」

神奈川県立歴史博物館(横浜市中区南仲通5)で特別展「掃部山銅像建立110年 井伊直弼と横浜」が開催されている。横浜市西区掃部山(かもんやま)公園には、幕末の大老で日米修好通商条約を締結し横浜開港へと導いた井伊直弼の銅像が、横浜開港50年を迎えた明治42(1909)年に建てられた。旧彦根藩士で横浜正金銀行頭取を務めた相馬永胤が深く関与し、像の台座は横浜正金銀行本店本館を設計した妻木頼黄が手がけた。展示は「銅像建立」「文化人井伊直弼の〈発見〉」「語り継ぐ人々」「横浜が記憶する直弼」の4章で構成。資料件数は約150件。地域に残る資料に注目し、井伊直弼が横浜でどのように記憶されてきたのかを考える。3月22日まで。

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