横浜市立大学と比較グライコーム研究会の共催シンポジウム「糖の起源と進化～宇宙 & 深海～」がオンラインで21日開催される。分野横断的な研究者を、国際海洋都市ヨコハマへ仮想的に招き、研究者、関連企業者、大学院生、学生へむけて開催。2019年11月、宇宙から落ちてきた隕石の中に、リボースなどの「糖」が存在していたことを、日本の地球化学者らが明らかにした。これは糖質科学を医学・生物学的に研究してきた研究者には、大きな驚きだった。糖が宇宙に存在した事実から、今後、生命科学のパラダイムは大きく変わると期待される。今回はオンライン会議システムを利用し発表される。申し込みも前日の20日までオンライン上で受け付けている。同研究会は2000年に「線虫糖鎖研究会」として立ち上がり今年で20周年を迎える。