炭火焼き・手焼きでせんべいを作り続けてきた「保土ヶ谷せんべい」が年内で閉店する。せんべいは1枚から注文でき、素焼き、海苔巻き、ざらめなどさまざまな種類をそろえている。名物はオリジナルの「コーヒーせんべい」。閉店を惜しむ客が多く来店しており、12月29日の夕方には「明日は開ける予定だが、もう材料がほとんどないからあまり作れない」と話していた。ヨコハマ経済新聞YouTubeではせんべいに味をつける様子など動画を配信している。同店は、「東海道保土ヶ谷宿の歴史と文化を＜味＞に込めー。」を掲げ地元の名店5店で2005年に発足した「保土ヶ谷宿名物会」に参加していが、同店の閉店で同会はあと2店のみとなる。営業時間は9時30分～17時30分。