横浜シネマリン（横浜市中区長者町6）で、2月12日から映画「標的」が公開されている。「慰安婦」証言を伝える記事を1991年8月に世に出した元朝日新聞記者の植村隆さんを追ったドキュメンタリー。2014年以降、一部から「捏造記者」とのバッシングが始まり、勤務先の大学や家族も脅迫された。植村さんと植村さんを支える人々が理不尽なバッシングに立ち向かう姿を記録。第64回日本ジャーナリスト会議賞と第33回安鍾泌自由言論賞を受賞、第26回釜山国際映画祭招待作品、シネマリンは大阪のシネ・ヌーヴォとともに、日本での封切館。13日12時15分からの上映後、同作主人公で「週刊金曜日」発行人の植村隆さん本人による舞台挨拶あり。上映時間は2月25日まで＝12時15分～14時、2月26日以降は未定。