タンガニーカ・ワイルドライフ・パーク（アメリカカンザス州）からウンピョウの「ステイシー」（メス・３歳）が10月21日に来園した。ステイシーは、2019年2月24日 タンガニーカ・ワイルドライフ・パーク生まれ。ウンピョウは、低地の熱帯雨林から標高2500メートルの落葉樹林帯までの森林に生息。樹上での生活に適応していると言われ、通常は単独で行動する。体の斑紋が「雲形」に見えることが、この種の名前の由来となっている。ステイシーは、来園した日からエサをよく食べ、落ち着いて過ごしているという。ウンピョウは、国内ではズーラシアのみが飼育しており、飼育頭はオス1頭、メス3頭となった。新たな血統の導入で繁殖が期待されている。今後は、個体の様子を観察しながら、展示・繁殖に取り組んでいくという。ステイシーの来園にはふるさと納税のほか、企業からの寄付などを積み立てている「横浜市動物園基金」を活用している。