横浜市が主催するマンガ賞「医療マンガ大賞」の第4回受賞作品が決まった。同じ出来事でも立場によって捉え方が異なるという点に着目し、患者や医療従事者それぞれによる異なる視点から感情の起伏を含むマンガで描き、共感とともに医療に関心を向けてもらうことを目的として開催され今回で4回目となる。大賞1作品、入賞7作品、特別賞12作品が選出された。大賞となったのは、うめだまりこさんが患者家族視点で描いた「看取りが近づいた時に」。看取りに向き合う患者家族の葛藤を、力強くも繊細なタッチでていねいに描いた作品。作品は医療マンガ大賞特設WEBサイトで読める。特別展示企画として、良品計画の協力で、無印良品Colette・Mareみなとみらい（横浜市中区桜木町1）で、受賞作品紹介のパネル展示を開催している。12月23日まで。