インプレスグループで鉄道・旅・歴史メディア事業を展開する天夢人(東京都千代田区)は11月17日、鉄道まるわかり017「相鉄のすべて」を刊行した。大手私鉄など、鉄道に関するワンテーマを1冊まるまる取り上げる「鉄道まるわかり」シリーズ第17弾で、都心への直通運転で注目を集める相模鉄道を紹介する。相模鉄道は、総延長は貨物線を含めても44.4キロと大手私鉄では小さな規模。2019年にはJR東日本と、2023年には東急電鉄と接続して、東京メトロ、都営地下鉄、埼玉高速鉄道、東武鉄道と直通運転を開始。YOKOHAMA NAVY BLUEと名付けられた濃紺色の電車が、東京都心の各地で見られるようになった。書籍は、相模鉄道の路線や駅、車両のほか、スーパーマーケットの「そうてつローゼン」、宿泊特化型ホテルの「相鉄フレッサイン」など、沿線外にも積極的に展開する多様な事業も取り上げ、企業、路線、駅、車両、歴史、魅力の6項目から相鉄グループを紹介する。価格は2,200円。