プレスリリース

【AI VS 外国人材】企業の人手不足解消に有効なキーワードとは?

リリース発行企業:学校法人佐野学園

情報提供:

神田外語グループ(本社所在地:東京都千代田区、理事長:佐野 元泰)の専門学校である神田外語学院(所在地:東京都千代田区、学院長:今井 実)は、人手不足の企業の人事担当者を対象に「企業の人手不足とAI・外国人材の活用」に関する調査を実施しました。

日本では少子高齢化が進んでいることもあり、企業の人手不足が深刻化しているといわれています。
前回の調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000078115.html)でも、外国人材を採用し始めた理由として最も多かったのは「人手不足解消のため」でした。

では、実際にどれくらいの人手不足の企業が、人手不足による問題の解消のためにAIを活用したり外国人材を雇用したりしているのでしょうか。
また、AIではなく外国人材を雇用することのメリットとは何なのでしょうか。

そこで今回、神田外語学院https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/)は、人手不足の企業の人事担当者を対象に「企業の人手不足とAI・外国人材の活用」に関する調査を実施しました。


調査概要:「企業の人手不足とAI・外国人材の活用」に関する調査
【調査期間】2024年11月5日(火)~2024年11月7日(木)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,008人
【調査対象】調査回答時に人手不足の企業の人事担当者と回答したモニター
【調査元】神田外語学院(https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

企業が人手不足解消のために行っていること1位は『給与や労働条件の改善』
はじめに、人手不足解消のためにどのような取り組みをしているか伺いました。



「勤めている企業では人手不足解消のためにどのようなことをしていますか?(上位3つまで選択)」と質問したところ、『給与や労働条件の改善(52.6%)』が最も多く、『教育・研修制度の充実(29.2%)』『福利厚生の充実(28.7%)』と続きました。

企業が人手不足の解決策として給与や、教育制度の充実、労働条件の見直しに注力していることが明らかになりました。



「人手不足解消のためにAIの活用や外国人材の雇用をしていますか?」と質問したところ、『AIを活用している(26.9%)』が最も多く、『どちらもしている(24.1%)』と続きました。

人手不足に対する解決策としてAI活用の割合がやや高く、外国人材と併用する企業も一定数存在しているようです。

続いて「どのようなことにAIを活用していますか?(上位3つまで選択)」と質問したところ、『在庫管理(33.5%)』が最も多く、『売り上げや需要などの予測(31.5%)』『検品・品質管理(28.0%)』と続きました。

このことから企業がAIを業務の効率化や精度の向上に役立てようとしていることがわかります。

約9割の方がAIで解消しきれない人手不足による問題があると回答



「人手不足による問題を解消するために、AIを活用するメリットは何だと思いますか?(上位3つまで選択)」と質問したところ、『自動化により業務効率が上がる(39.9%)』が最も多く、『生産性が上がる(36.6%)』『人件費を抑えられる(33.1%)』と続きました。

AIによる自動化は人手不足解消の有効な手段とされ、特に業務効率の向上、生産性アップ、そして人件費削減に直接つながると考えている方が多いことがわかります。

「AIを活用するだけでは人手不足による問題を解消しきれないと思いますか?」と質問したところ、約9割の方が『とてもそう思う(29.7%)』または『ややそう思う(57.8%)』と回答しました。

この結果から、多くの方がAIだけで人手不足を完全に解決するのは難しいと感じており、AI活用と並行して他の人材施策が必要であると考えていることがわかります。AIは業務効率化に有効であるものの、人的要素や柔軟な対応が求められる業務には限界があるため、複合的なアプローチが重要視されているのではないでしょうか。

外国人材を雇用するメリットは"多様な視点”と"国際ビジネスチャンスの拡大”
「雇用している外国人材はどのような仕事をしていますか?(上位3つまで選択)」と質問したところ、『生産・製造・品質管理(31.4%)』が最も多く、『物流・在庫管理(26.2%)』『研究・開発(21.8%)』と続きました。

日本企業が外国人材の専門知識や技術を高く評価していることが示されました。
また、生産・製造・品質管理や物流・在庫管理といった現場業務での活用が多いことは、これらの分野での人手不足が深刻であることを反映していると言えるでしょう。

では、人手不足の解消のために外国人材を雇用するメリットは何だと考えているのでしょうか。



「人手不足による問題を解消するために、外国人材を雇用するメリットは何だと思いますか?(上位3つまで選択)」と質問したところ、『異なる文化背景をもつ外国人材による多様な視点を取り入れられる(40.7%)』が最も多く、『コミュニケーション能力・環境適応能力がある人材を広く募集できる(38.5%)』『国際的なビジネスチャンスが広がる(26.8%)』と続きました。

企業は外国人材の雇用において「多様な視点をもたらすこと」を最も重視していることが明らかになりました。また、環境適応力のある人材を幅広く確保したいというニーズや、国際ビジネスの機会拡大に対する期待も見受けられます。

続いて「外国人材を雇用するとしたらどのような職位で働いてほしいと思いますか?(複数選択可)」と質問したところ、『一般社員(61.8%)』が最も多く、『契約社員(37.0%)』『パート・アルバイト(30.4%)』と続きました。

外国人材の職位は一般社員や契約社員が中心ですが、3割ほどパートやアルバイトと回答した方もいることから、企業が外国人材を様々な雇用形態で活用しようとしている傾向が伺えます。

企業が欲しいのは「コミュニケーション能力」があり、「日本企業に適応する力」がある人材



「外国人材を雇用することにどのような懸念がありますか?(複数選択可)」と質問したところ、『日本語能力に不安がある(49.3%)』が最も多く、『文化の違いによるトラブルなどの不安がある(44.0%)』『日本人従業員とのコミュニケーションに不安がある(38.7%)』と続きました。

外国人材雇用においては言語や文化の障壁が懸念されており、定着率も課題とされています。

最後に「どのような能力がある外国人材を雇用したいと思いますか?(複数選択可)」と質問したところ、『コミュニケーション能力(47.0%)』が最も多く、『日本の企業風土やビジネス習慣に対する理解力(35.7%)』『社交性・協調性(35.5%)』と続きました。

企業は外国人材に「コミュニケーション能力」を最も求めており、日本の企業文化やビジネス習慣への理解も重視していることがわかります。また、社交性や協調性も重視されており、チームワークを尊重する職場環境への適応力が求められていることが示唆されました。

まとめ:AIは「在庫管理」など業務効率化で導入したが人手不足の問題は解消しきれないことが明らかに
今回の調査で、企業が人手不足解消のためにAIや外国人材の活用に注力している現状が浮き彫りとなりました。

AIの活用や外国人材の採用は業務効率の向上や新たな労働力の確保として期待されており、特にAIは効率化が求められる業務に重点的に活用されていることが明らかになりました。しかし約9割の人事担当者がAI活用だけでは人手不足解決の効果に限界があると感じており、人的資源や他の施策との併用が必要であることが示唆されました。

企業は、外国人材に対して日本のビジネス文化への理解や、実践的な日本語力、そして柔軟な異文化対応力を重視していますが、こうしたスキル面のサポートが不十分なこともあり、スムーズな受け入れが課題となっています。

こうした背景から、外国人材のビジネススキルや日本語力を向上させる教育機関の役割が今後より一層重要になると考えられます。

このような教育機関で教育を受けた外国人材を採用することで、企業は採用後に感じる言語や文化の障壁といった課題を最小限に抑え、外国人材の能力を最大限に引き出すことができるのではないでしょうか。

「日本語力」「異文化理解力」を身につけるなら神田外語学院





今回、「企業の人手不足とAI・外国人材の活用」に関する調査を実施した神田外語学院では、多くの留学生や海外にルーツのある学生が日本人とともに学んでいます。また、2024年10月に留学生向けの就職支援特化型の新しい日本語科『キャリア日本語科』(https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/career-japanese/)を新設しました。

■神田外語学院の5つの特徴
1.圧倒的な教育力(プラクティカルな日本語教育)
・創立1957年。語学教育・専門人材育成に長年の経験と実績
・外国語大学とキャリア系専門学校を経営する神田外語グループの一員
・企業向け日本語研修の指導において豊富な実績

2.立地の良さ(都心の好立地、駅前)
・日本の政治・経済・文化・教育・観応の中心地で、ビジネス街に隣接
・駅前立地(JR神田駅西口から徒歩2分)
・秋葉原、大手町、日本橋、銀座、東京駅、皇居は徒歩圏内

3.学習効果を高める最新の施設・設備
・綺麗で充実した学習環境(徒歩1分圏内に11棟のビル)
・最新のICT設備や自立型言語学習施設
・異文化体験ができるMOVE多言語センター(7か国語)

4.楽しいキャンパスライフ
・日本人学生や世界各国の学生と学ぶ、ダイバーシティな融合型キャンパス
・日本人留学生との国際交流会参加や下町グルメを堪能
・学校広報などの学内アルバイトを紹介

5.高い就職率と学生満足度
・神田外語学院と神田外語大学双方の求人ネットワークを活用したキャリア支援
・業界別専任職員による1on1のキャリアコンサルティング
・就職ガイダンス、会社説明会への無料参加やアルバイトの紹介

■キャリア日本語科の特徴
キャリア日本語科では、日本の企業で求められる人材に必要な3つのスキルを育成します。
日本企業が外国人材に求めているのは、日本のビジネス慣習や企業風土に求められる適切な日本語コミュニケーション力と協働意識です。

1.日本語力
実践的なビジネス日本語
ビジネスシーンで使用する専門的な日本語能力とコミュニケーションスキルを備え、語学力を駆使して世界の架け橋となる高度人材を育成します。

2.ビジネス対応力
ビジネススキル向上とキャリア指導
母国と異なる日本の企業風土やビジネス習慣に対する洞察力を備え、企業で即戦力として活躍できる人材を育成します。そのためのスキルとマインドセットを習得し、内定を勝ち取るための指導を徹底的に行います。

3.異文化調整力
異文化理解力と協働力の涵養
国内外の多様な文化や価値観を理解し、異文化調整力を高め、社会性や判断力を身につけ、タスク活動(協働学習)を通じて、協働・共創できる人材を養成します。

就労ビザ(技術・人文知識・国際業務)、もしくは経営・管理ビザを取得し日本国内での就職・起業を目指す方、または海外の日系企業への就職や起業を目指す方のために特別に編成された日本語コースです。

・実践的な日本語運用能力を身に付けたい方
・日本語でのビジネススキルを高めたい方
・日本社会に触れるための社会見学や地域行事などへ参加したい方
・日本国内での就職や日本企業への就職を目指す方

このような学習者に最適なプログラムです。

※詳しくはコチラ:https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/career-japanese/

■自社の外国人材に日本語研修プログラムをお探しの方
 「神田外語キャリアカレッジ」
 https://www.kandagaigo.ac.jp/kgcc/programs/
■神田外語グループ:https://www.kandagaigo.ac.jp/
■神田外語学院:https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/
■留学生対象キャリア日本語科:https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/career-japanese/
■お問い合わせ:https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/career-japanese/
■個別相談:https://kifl.kandagaigo.ac.jp/2023-soudan?_ga=2.145033524.1440562302.1718938231-339686707.1715139610
■オープンキャンパス概要:https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/opencampus/
■オープンキャンパスお申込み:https://kifl.kandagaigo.ac.jp/2023kanda-online?_ga=2.45613732.1440562302.1718938231-339686707.1715139610

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