プレスリリース

「魔法の絨毯」のように動く車椅子ロボット「movBot(R) Office」発売のお知らせ【アクセスエンジニアリング株式会社】

リリース発行企業:アクセスエンジニアリング株式会社

情報提供:

当社、アクセスエンジニアリング株式会社は、神奈川県の「さがみロボット産業特区」での開発支援を経て、革新的な車椅子ロボット「movBot(R) Office」(ムーボット・オフィス)の販売を開始いたします。この製品は、障がいを持つ方々がオフィス環境でより自由かつ効率的に活動できるように設計されており、働く場の新たな機会を提供します。

製品特長

1. 全方向移動可能なメカナムホイール:
movBot(R) Officeは「メカナムホイール」を採用しており、前後・真横・斜めへの移動と、その場での360度回転が可能です。この特性により、狭いオフィスや混雑したエリアでもスムーズに移動できるため、従来の車椅子では難しかった動作が容易に行えます。これにより、オフィスの改修をすることなく、車椅子を利用する方をスタッフとしてオフィスにお迎えすることができます。



画像提供:実証実験協力先(株)サンリツ

2. 座面の高さ調整機能:
座面の高さを手元で調整することで、身長約180cmの人の目線まで上昇します。この機能により、従来の車椅子では難しかった「高い棚にある書類を取る、倉庫の上部から商品をピックアップする」などが可能となり、歩行に困難な方でも健常者と同等の働く環境が実現されます。

※従来の車椅子では「高い所のものを取る」ことはできませんでした



画像提供:実証実験協力先(株)サンリツ

3. 衝突防止機能:
movBot(R) Officeは、先進のセンサー技術を搭載しており(標準装備)、障害物を自動で検知し、衝突を回避します。これにより、障がい者が安心して移動できるだけでなく、オフィスや公共施設での利用も安全に行えるようになります。

4. AI搭載の自動運転・自律走行:
movBot(R) Officeは設定された目的地まで自動で移動することが可能です。倉庫の棚情報とDXで連携させることで、倉庫内を効率的に移動して高い棚の物をピッキングして戻ってくることができます。大型商業施設や展示会などでの利用も見込まれており、障がいがある方の働く環境支援という枠を超えた「オフィス内モビリティ」という新しい側面も併せ持っています。



movBot(R) Office

社会的意義
movBot(R) Officeの導入は、障害者雇用促進法に基づく企業の取り組みを支援するものです。従来、企業が障がい者を雇用する際には、オフィス環境の改造や特別な配慮が必要でしたが、movBot(R) Officeはその必要性を大幅に低減します。これにより、障がい者がより多くの業務に従事できるだけでなく、企業が障がい者を積極的に雇用しやすい環境を提供します。

movBot(R)シリーズが目指す未来
当社は、movBot(R)シリーズを通じて、すべての人々がより自由に、より自立して生活できる社会を目指しています。私たちは、誰もが人の手を借りずに自分で動きたいという願望を持っていると思っています。その願いを実現するために、技術を駆使して革新的な製品を開発しています。
movBot(R) Officeは、「オフィス内モビリティ」という新たなコンセプトを提案し、障がい者だけでなく、すべての従業員が効率的に働ける環境を提供します。これにより、働く場が広がり、企業の生産性も向上すると期待されています。

販売情報
製造販売: アクセスエンジニアリング株式会社
販売価格: 98万円(税別)

お問い合わせ先:

アクセスエンジニアリング株式会社
〒252-0244 神奈川県相模原市中央区田名7361-23、電話: 042-785-2541
商品の詳細 商品ホームページをご覧ください
https://www.movbot.co.jp/

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